Gunghoがまたやらかしました

 個人情報漏れ、誤認アカウント停止など、数々の不手際を露呈してきた我らがRO運営会社Gunghoですが、なにやらまた問題を起こしたようです。

昨日16日深夜より、弊社が保有しております以下のサブドメイン
(※ftp://patch.ragnarokonline.jp/)において、社外の第三者より
ファイルのアップロードなどが出来る状態になっておりました。

※上記FTPのアドレスは、ラグナロクオンラインの正式パッチサーバー
  ではございません。

上記サイトにつきましては既にアクセス制限の対策は講じられておりますが、
弊社では現在原因の調査および社外より上記サイトにアクセスしファイル
アップロードなどが行われた事に対しログの保全、解析を行い、しかるべき
対処を行うことも検討しております。
http://www.ragnarokonline.jp/news/play/124.html

 Gunghoが管理しているサーバが、AnonymousFTPでログインできて、しかもDLだけでなくUploadも自由にできるような設定になっていたみたいですね。「ぶっちゃけありえなーい」な失態ですよ。それが判明して、某掲示板の人たちが次々に面白がっていろんなファイルをupしまくったようです。所謂「祭」発生だったようで。挙句の果てには18禁物からBOTツールまでupされる始末、それでようやく気づいたGungho側が慌ててサーバを遮断し、上記のようなお知らせを更新したわけです。
 AnonyFTPにUploadを許可していた時点で、ある程度Uploadされても文句は言えないとは思いますし、根本的な落ち度はGungho側にあるのは明白です。それでいて、上記のようなお知らせの態度は何だかなあと思ってしまいますね。まあ、山のようにヤバイファイルをFTPにアップされて「ざけんなこらー」と憤慨したくなる気持ちは理解できなくもないですが。
 もちろん、AnonyFTPという「アクセス制御を儲けない」プロトコルなので、不正アクセス防止法での処置は難しいでしょうけれど(office事件という前例があるのでやろうと思えばできる)、著作権侵害とか業務妨害とかと絡めての立件は不可能ではないんですよねえ。まあ、事を荒立てるだけGungho自身の首も絞めることになりそうなので、なんとなく警告だけしておいて放置というオチになりそうなのですが。
 ともあれ「Gunghoやっちまった」ですな。