もうすぐ9月場所

 九月場所(9月9日初日)の番付が発表となりました。
 琴光喜が新大関になったわけですが、朝青龍のせいでメディアの注目をすっかり奪われてしまいました。

 しかし、朝青龍はこの一件で確実に評価を落としてしまいましたね。解離性障害というのもどこまで本当なのやら。
 そもそも発端は、骨折の発表があったにも関わらず、巡業をその理由で休んだ挙句にモンゴルでサッカーに興じた事でしたが、日本に戻ってからはまともに怪我の治療をしている様子も無い。それ自身が仮病であったことを証明しているようにしか見えませんが、メディアの前で「自国からの誘いをどうしても断れず嘘をついてしまった。今は反省しており、協会からの処分を受け入れる」とでも謝罪会見をしていれば今のような事態にはならなかったろうに。謙虚に過ちを認める者には基本的に寛大に処するのだから。
 まあ、メディア的に評価を落としたのは朝青龍ですが、実際のところ一番評価を落としたのは高砂親方ですかね。指導能力、師弟関係ともに宮城野とはえらい違いですな…。