Winnyでタイーホな事件について

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040305-00000151-kyodo-soci
 被害額13億8000万円というのが凄いですよねぇ〜、まあこれは、推測ダウンロード総数に基づいて、そのDLした側がソフトを買ったものという前提における算出なので、もしも公開されなかったら任天堂が13億8000万円分売上が上がったかと言うとその10分の1どころか100分の1も無いとは思いますが。大体にしてこのDLしたデータを遊ぶためにはGBAエミュレータが必要で、Winnyでゲームデータを落としてエミュで遊ぶような人間がマジメにソフトを買うかどうかというと……ということです。いやまあ、エミュ使いだって新品を買う事も普通にあるわけですけどね。ただ、その他「とりあえずDLだけしておこう」で、実際遊んでもいない人が半数以上を占めるような気もしますし、「実質的損害額」はずっと低いはずです。まあ、私は別にこの少年の肩を持つ気は無いわけですが、ソフトウェアの著作権というのはしっかり注意されるなり、自分が関係する立場になるなりしないとよく認識できないものなのですよ。中高大学生の間では「コピー居る?」「いるいる」という会話は今でも日常茶飯事なのです。但し彼らは「ネット公開・ネットでの販売は後ろに手が回る」ということだけ知っているから捕まらないというだけのことで。
 この件については、GBAエミュってものが存在してるのが一番の問題なんだよなあ……実際のところ。
 もうちょっと色々この問題について深く書こうと思ったけど、まあそのうちに。