五月場所が幕を閉じました(その1)

 北勝力が台風の眼となった五月場所も、終わってみれば朝青龍の逆転優勝で3連覇。当分この朝青龍時代は続くことでしょう。
 ところで本割の結びの一番(朝青龍-大海)、史上最多の40本の懸賞がかかったそうですね。場所中の総数も685本と、懸賞はなかなか好調です。もっとも懸賞が多いことが相撲の人気回復のバロメータになっているかというと、そういうわけでも無いのでしょうが。しかし、TSUTAYAとかでも懸賞を出しているのに、Yahoo!BBはまだ相撲懸賞には眼を向けていないんですね。1本5万円なので、宣伝費も破格の安さでしょうに。
 ちなみに大関陣の結果は、魁皇10-5、大海9-6、武双山6-9。優勝争いに絡めずふがいないと言える結果でしたが、「大関の務めは最低10勝」の通り魁皇だけが一応役割は果たしたという感じですか。でも、今場所は玉乃島に正面から負けたりと、ちょっと力の低下を感じてしまって不安になってしまいました。まあ、怪我とか腰痛で稽古あまりしてなかったらしいというのが最大の理由でしょうけれどね。
 しかし来場所は武双山が角番、栃東は陥落関脇(10勝で大関復帰)ですかぁ。黒海北勝力など、イキのいい力士が上位にどんどん上がってきているので、ひょっとしたら来場所、それなりの変動があるかもしれませんですね。