無印良品GJ

 弘法は筆を選ばず、という。
 しかして、小説家も漫画家もそれなりの数が「良い鉛筆、良いペン先は良い作品を生み出してくれる」という事も言っている。合わない筆、合わない紙というのはやはりあって、そうした不快感があると、創作は捗らないらしい。筆と紙に留まらず、椅子とか机もそうらしいのだ。
 さて、このたび家の近くのファミリーマートで、無印良品の「単行本ノート」なるものを売り始めた。去年から商品的にはあったらしいが、無印良品店にはあまり足を運ばないので、私にとっては今日が始めての出会いであった。
 何の変哲も無い、A5・184枚の自由帳だ。しかし、見た瞬間に私は惹かれてしまった。「これだ!」と。その時私の胸をめぐったワクワク感。創作属性のある人なら、このノートを手に取れば同じような感覚に陥るかもしれない。とりあえず2冊ほど購入して帰宅した。1冊はお絵かき帳として活用していく予定である。