大相撲3日目感想

 結び前の一番、魁皇-雅山。普段から取り組みはスローになりやすい両者の対戦でしたが、今日はほんとにビデオでスロー再生していたかのような取組に。雅山が終始攻め、魁皇は単に受けてただけ。結局雅山の体勢が崩れかかったところをはたいて終了。消極的すぎると言うよりも、体がそもそも満足に動いてないような気も。まだまだ油断ならない日々が続きます。
 その他の取り組みについては適当にピックアップ。

琴奨菊 高見盛○:高見盛の土俵際の粘り腰はいつもながら素晴らしい。琴奨菊も悪くはなかったんだけど…
北勝力 若の里○:若の里、勝つには勝ったが不安定さを露呈した取り口。最後は力の差が出たとはいえ、切れがなさすぎ。
旭鷲山 琴光喜○:いつもの諸手突きではなく組みにきた旭鷲山。それで琴光喜に勝てるわけがなかろう。瞬殺。
○出島 千代大海●:一方的に押し出され、大海まったくいい所なし。相手の突進を削げない突っ張りはどんな突っ張りなのだろうか。重心が高いんでしょうね。
栃東 露鵬●:露鵬善戦。まあ栃東が負けるとは思えなかったですが、若干相手を苦戦させてました。露鵬栃東のような相撲巧者に勝つ技をもっと磨いてもらいたい。
朝青龍 普天王●:結果は順当。横綱初挑戦にしては頑張ったほうなのかもしれない。ちなみに普天王はブログを書いているため、ネット上ではなにげに人気あるみたいですね。まあそれだけでファンになるなんてことはしませんけれど(好感はもてる)。私はまだ普天王という人の相撲がはっきり見えてこないので、しばらくはまったり眺めるつもりで。連敗癖無くせばそこそこ勝てるとは思うんですけどね。