11日目終了

 魁皇勝ち越しキタ━━━━━━(゜∀゜)━━━━━━!!! ということでほっとしました。
若の里(9-2) 雅山(6-5)●:昨日からそうなんですが、会場内、恐ろしくダミ声の男が大声で「わがのざど〜がんばれ〜がんばれ〜」と叫んでて、あれは幾らなんでも度を過ぎて煩く見てるほうも集中できなかったですね……誰か外につまみ出して欲しい。取組は無難に若の里の勝ち。序盤こそ不安定だったものの、実に若の里本来の力量を見せています。
琴欧州(9-2) 出島(5-6)●:立合いすばやく左を入れて出島の動きを止める。止めてしまえば勝ち。琴欧州はおそらく大関取りの起点場所となるでしょう。
北勝力(5-6) 魁皇(8-3)●:最初完全に魁皇が遅れて立ち、あれで立会い成立なんてしちゃったら!とドキドキしたらやり直しでホッ。その後は特に問題なく魁皇が受けて落ち着いてあしらう。これで引退云々の話も霧消。次は二桁を期待します。
朝青龍(9-2) 黒海(8-3)○:本日の大波乱。後退から攻めと逆襲した朝青龍だったが足が出ず引かれて体が浮きそのままダイブするように土俵外に。しかし引いてしまった黒海も土俵をすでに割っていたかと思いきや片足は徳俵にしっかりワンテンポで残っていた。軍配は反撃の朝青龍側に上がるも物言いとなり結果行事刺し違えで黒海の金星。黒海は実に嬉しそうに引き上げていきましたとさ。
 立行司の刺し違えということは切腹……じゃなくて進退伺いですな(慰留が決まりだけど)。なむなむ。
 朝青龍が勝ちじゃないのかとか同体じゃないのかという意見もだいぶ出てましたね。既にどちらの重心も土俵外でしたが、あくまで地面についたのは横綱が先、体としてもう死んでいるのも横綱(腹ばい)で黒海は基本は直立体勢のまま、しかも片足が徳俵。少なくとも横綱の勝ちはありえず、同体の可能性もあった程度(ちなみに私は同体だと思ってた)。協会側がドルジの5連覇を阻むなり、終盤面白くするために取り直しさせなかった云々と言う意見も出てましたが穿ち過ぎか?
 なお、肝心の朝青龍は怒り爆発させております。こわいよー(http://www.nikkansports.com/ns/sports/sumo/f-sp-tp1-050720-0028.html
 ともあれ無敵を誇っていた横綱が欧州勢2人にしてやられ、2敗で他に3人が並ぶ展開に。一応面白い展開にはなってきたってところですねえ……残り4日。