甘い事言わないで

 毎度このネタには食いついている鷹月ですが。

出生率「今年は反転も…」猪口少子化相、婚姻数急増で
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060628-00000215-yom-pol

>2005年に過去最低の1・25に落ち込んだ合計特殊出生率について、「婚姻数が急増しており、06年に反転できる可能性がある」と述べ、今年は少子化傾向に歯止めがかかる可能性を指摘した。

 いや、出生率という数値が算出されてから言いましょうよ。それに、1.25がたとえば1.29になったと仮定しても少子化傾向に歯止めが掛かるわけが無い。人口置換水準であるところの2.08を下回る限り少子化問題は解決されるわけがないし、この数値はいまの日本ではどうやっても実現可能なくらいの高峰。依然現実は危機的状況です。

妊婦の健診費「限りなく無料に」=少子化対策で明言−猪口担当相
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060628-00000140-jij-pol

 でもこっちは評価して良いかも。
 あとは財源……消費税値上げは基本的に反対ですが、少子化対策のうち、助産および育成に関わる部分に充てるためのものなら賛成します。少子化に伴う介護とか年金とかの問題については安易に消費税で補うのは反対で。