7月場所終了

 千秋楽。
 10日目までにそれぞれ2敗した白鵬、5敗した雅山。あと1つ負ければ昇進の目は全く無いという状況から連勝を重ね、この日もお互いに勝ち、ボーダーラインに載せました。しかし審判部の判断は「二人とも昇進は見送る。もう1場所様子を見たい」と、昇進判断が繰り延べされてしまいました。
 事由として、白鵬は(13勝次点はボーダーだけれども)横綱に独走を許してしまったこと、雅山は二桁勝ったけれども不戦勝もあり、内容としても物足りなかった事が挙げられていました。確かに一理あるといえばあるのですが、やはり残念ではあります。雅山は3場所34勝とラインを2つもクリアしていたわけですが、やはり大関が現5人ということできびしめに見られたか。
 白鵬にしても、本割ではこれで朝青龍に3連勝。さらにこの3場所合計を見ると40勝5敗と、成績は間違いなく横綱クラスですから、上げちゃっても私は文句はなかったのですけれどね。
 場所の細かい評価はまた後に書きますが、5大関のここ4場所の成績でも置いておきますか。

●5大関のここ4場所の勝星数
※途中休場のケースもあるがあくまで勝星だけを純粋カウント

白 鵬 13-13-14-13 (53勝)
琴欧州 10-09-08-08 (35勝)
大 海 04-09-10-09 (32勝)
栃 東 14-12-02-08 (32勝)
魁 皇 03-08-09-09 (29勝)

(おまけ)
朝青龍 11-13-01-14 (39勝)
雅 山 08-10-14-10 (42勝)

 うんやっぱり白鵬の安定感は図抜けてますねえ(・・;