4年後のドラフトも楽しみ

高校野球>来春には「早大・斎藤」誕生か
http://sports.yahoo.co.jp/hl?c=sports&d=20060911&a=20060911-00000103-mai-spo

 斎藤君は予想通り進学の道を選んだようでした。記者会見の内容も書かれていますが、正直かつしっかりとした受け答えで良いですね。
 私は大学野球の分野はあまり見てません。というか報道も少ないせいで情報を追いようがないせいもあるわけで、斎藤くんには是非活躍してもらいたいです。……が、大学野球って結構層が厚いみたいですし、即エース切符というわけでもないわけですから、しばらくは話題もなくなるかもしれません。けれど、マスコミの追っかけかたはかなり深刻でしたから、彼にとってはそれがいいのかもしれません。

 さて、ドラフト候補から斎藤が外れたわけですが、ドラフトな話。
 八重山の大嶺やPLの前田、鷲宮の増渕に関西のダース・ローマシュ匡などのプロ志望届が受理されたようで高野連サイトに掲載されました。
http://www.jhbf.or.jp/pro-aspiring.html
 ここから、次代のプロ選手が何人出てくるか楽しみですね。甲子園に出られなかった高校の方が当然のように多いわけで、そのため私の知らない選手だらけなわけですが、たとえドラフト不作年であったとしても、それなりに中軸を担うことになる選手というのは必ずいるわけです。
 1回のドラフトによって、どれくらいそういう選手が出てくるのか。1998年の松坂のドラフトの年を例にとってみると…

阪神藤川球児(1) 福原忍(3)
【広島】東出輝裕(1) 森笠繁(4) 新井貴浩(6) 広池浩司(8)
【ヤク】(活躍選手なし)
【巨人】上原浩治(1) 二岡智宏(2)
【中日】福留孝介(1) 岩瀬仁紀(2)
【横浜】古木克明(1) 金城龍彦(2)

【ロテ】小林雅英(1) 里崎智也(2)
近鉄】(活躍選手なし)
【福岡】(活躍選手なし)
【オリ】川越英隆(2) ※新垣渚(1)は指名拒否
【日公】建山義紀(2) 森本稀哲(4)
【西武】松坂大輔(1) 赤田将吾(2)

(※結構活躍してると思われる人のみピックアップ。なお高校生以外も込みになっています)

 こんな感じ。まあこれは超当たり年な例なのですが(スター級だらけ)。ただまぁ、この一覧は見方を変えると、超当たり年といってもやはり3巡目以降の獲得選手は目が出ない例が殆ど=プロで活躍できる素材は結局一握り、ということを示してるとも言えますね。