この話題は出てくるたびに取り上げてるので

出生率の目標値「1・40」新設、年金の信頼回復狙い
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060924-00000101-yom-pol

 今年は出生数で前年からやや上昇傾向にあるということで、それは喜ばしいニュースですが、それでも人口置換水準であるところの2.08には限りなく遠い現状。まあ現在が1.25ですし、こういった物事は急進的にはいきませんから、とりあえずの目標ということで良いんじゃないでしょうか(※1.40になったとしても人口減少方向は相変わらずなので、年金が安定することはありません)。
 何にしても、政府が方針を打ちだし取り組む姿勢を見せたということは評価します。
 記事によれば、”「国が出産を奨励する目標を掲げるのは行き過ぎ」といった慎重論もあった。”そうですが、このままの数値だと民族が滅びに向かうような出生率なのだから、出産を奨励するのは国家として当然かと思います。「個の人格や権利を無視しての管理めいた、非民主主義的な提唱だ」とか言う人がいたとしたら、何をたわごと言ってるんだと私は答えることでしょう。まあ、もちろん強制するような流れはあってはいけませんから、そこらへんはうまく企画してもらいたいところですが。