４日目終了

相撲

　魁皇は２日連続の肩透かしでここまで無傷の４連勝。全盛期でも初日からの連勝はかなり少ないわけで上出来。
　この日の大関陣に唯一黒星を付けたのは普天王（対琴欧洲）。肩幅広いし腰もまだまだ重くなる余地があるし、腰を割って寄る形も良く若手では一番期待できるのですが、勝ち負けは不安定続き。もう少し今日みたいに立会い鋭くなれれば良いのですけどね。
　そういえば旭鷲山が引退しちゃいましたね。心臓の病気とか言っていたのでその体でよく頑張ったなあとその時は思っていたのですが、なにやら相撲部屋にトラックをぶつけられたりなどのトラブルが相次いでいて、どうも旭鷲山絡みだという報道が。真相はよく分かりませんが、ちょっとタイミングの一致が気にはなりますね。
　ま、トラブルはおいといて。旭鷲山は連続幕内在位記録を作ったわけですが、なんか三役に上がれる可能性もあるときにあっさり負けたり、上位に来ると異常に負け続けたり、下位に来ると飄々と相手を裁いたり。幕内上位で安定する力を持っていたにも関わらず、無理をせずに、たまには手を抜く事すらして幕内下位〜中位を意図して続けたように感じられました。この省エネ戦法のおかげで、長い本場所生活でもわずか２休しかしなかったわけで、ずっと本気を出していたらこの力士は一体どうなっていたんだろう、と思うこともありました。何はともあれお疲れ様です。なんか将来のモンゴル大統領候補という話すらあるようで(^^;