渋井陥つ

 この日行われた大阪国際マラソン原由美子が優勝し、30キロ前まで争っていた本命の渋井陽子は脱落し最終的に10位に。存在感を発揮していた高橋尚子も渋井もこう惨敗してしまいちょっと残念ですが、世代交代の時期なのでしょうかね。土佐礼子のようなスタミナ型はいますが、パワーみなぎるといっても良いマラソン選手は野口みずき1人しか見当たらないので、世界選手権から五輪にかけてどうなることやら。「沢木さん、五輪に向けてなかなかいい選手が揃ってきましたね」「………」と沢木氏が無言だったあたり、期待される水準に達してないのかなぁと思ってしまいました。
 でも、渋井はガタが来ているとは思いたくないなあ、、デビュー当時の鮮烈さがいまだに記憶にあるわけで。昆明合宿するのはいいのですが、地面の質とか色々考えて、しっかり日本のロードで負担をなるべくかけないような走りに矯正させるべきなんじゃと素人目に見て感じましたとさ。沢木氏も言っていたようにあの前傾的な走りはアスファルトの道を42キロ走るには少々負担が掛かりすぎているんじゃないかなと。