しばらくフェードアウト

 朝青龍は本日モンゴルに帰国。骨折にしろ心疾患にしろ「治るまで」という無期限の療養となりました。国内外が相当騒がしい事になっていたので、この決着はやむ無いかなと私も思いましたが、琴欧州はこの件を「これじゃ処分の意味がない」とはっきり断じていました。心疾患云々で配慮を強制される雰囲気になっていたなかの正論にちょっと感動。
 当初の謹慎処分(帰国×、外出制約あり)はいかにも日本的な罰であり、これは海外の人間は理解できずに人権侵害などと受け取ろうとしてもおかしくないのですよね。もっとシンプルに「2場所出場停止。帰国も何も自由だがその間は給料も払わない」くらいが良かったかな。それにしても白鵬の父親であるムンフバト氏は「マスコミが煽り立てたせいだ。2場所出場停止は酷い」などと批判しまくってましたが、マスコミがうるさかったのは同意するとしても、まず批判されるべきはやはり朝青龍自身だと思うので、矛先が違うだろうと…。
 ま、今日をもってしばらく静かになるでしょうし、私もそれを望みます。関取は土俵の上で注目をあつめるべきものですから。