さすがに厳罰を

 時津風部屋の力士時太山の死亡問題について。
(参考はこのへん→http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070927-00000008-dal-fight
 普通人を殴ったら傷害罪…なんて論理の通用しない世界ですが、制裁が許容されて良いはずは無い。逃げ出した力士に「かわいがり」をするのは慣習と言っても、それはせいぜい土俵のぶつかり稽古でしごく程度にすべき。殴る蹴る時点で本来問題があると思いますし、タバコの火を当てるだの、今回のようにビール瓶や金属バットで殴るのは論外というか、ただの犯罪行為です。というか何で相撲部屋に金属バットがあるんだ。豊ノ島朝青龍の「かわいがり」稽古によって大怪我させられた時に時津風親方高砂に「これはいかがなものか」と申し入れをしたわけですが、そんな親方自身がビール瓶で時太山の頭を殴ったというからなんともはや。(※注:金属バットはたぶん頭は殴ってないとは思いますが……さすがにね)

 一応過失致死ですが、今回の報道を見る限り「時津風部屋による弟子への集団暴行殺害事件」というに相応しい。親方辞任は必至? いや、親方の逮捕と時津風部屋の取り潰しが妥当なのではないかと私は思います。
 被害者の親は相撲界に対する強い恨みを表明するわけでなく、「息子のような事がこの事件が報道されて広まることによって、もう無くなって欲しい」と述べています。悪しき慣習は一掃すべきだし、そのためにも必要な浄化を厳然と行うべきでしょう。私は相撲ファンですが、この一件は相撲のイメージ低下につながるとしても徹底的に取り調べてもらいたい。


◆その他の参考記事
http://blog.livedoor.jp/dqnplus/archives/1035875.html
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070927-00000010-ykf-spo

※なお、この事件についてはまだまだ加害者・被害者側の両方ともに背景&真相がはっきりしない面があるので、引き続き経過観察していきます。それによってまた別の見解を出す事があるかもしれませんがご了承ください。