こちらもメモ

乱れた睡眠、幼児の脳発達に悪影響?…5歳児調査
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040114-00000506-yom-soci
 ちょっと気になったので。問題行動といわれている「ボーッとして無気力」「自己主張が強く、通らないとパニック」「理由のない攻撃性を示す」という例って、いまの若者(の一部)にもしばし見られる現象傾向ですよね。現象が同一あるいは類似していれば原因か要素に共通なもの、あるいは何らかの関連性があるのではないかという仮定を立てる事ができます。こと若者に関して言えば、睡眠だけがその理由だなんて私は思わないにしろ、一つの理由として検討すべき価値はありそうです。
 (幼児や若者における)睡眠が不安定になる理由は?即座に挙げられることはテレビの見すぎ。ゲーム等も含みます。これらの視覚刺激は睡眠状態に入るのを妨げるものであることは色々証明されています。続いて、家族全体の就寝時間が遅くなった事。他にもまだありそうですね、飛び交う電磁波やパソコン等の排気音、カフェイン等の飲料云々、運動および屋外での遊戯時間の減少、偏った食生活、目覚まし生活による神経への過剰刺激、汚染された空気等の吸引に伴う影響などなど(それぞれの相関関係が証明されていないものも含めていますが)。
 かかる現象を示す幼児が、改善されない環境でそのまま育っていくとしたらやはり健全な大人になれない可能性がある、と懸念されます(少なくとも先の問題行動を日常的に起こすような状態は健全とは言われない)。幼児はまだ修正が効く可能性がありますが、大人になってからこうした不安定な自律性を直すのは大変に難しいことなのです。