フェイトを見ずに語るテスト

 "月姫"をリリースしたTYPE-MOONの新作"FATE"がリリースされたそうですね。いつかはプレイしたいと思いますが、まずクリアまでに平均60時間とかいう恐ろしい時間を要するとのことで、少なくともプレイは8月以降になることでしょう。あれだけ有名ならいつでも手に入るに違いないし。
 TYPE-MOONはもはや通常の同人として扱えない存在……とゆーか、市販でも勝てない需要なわけですが(大体、アキバのビルにどでかい広告が張られる時点で領域は逸脱してるわな)、私があの制作チームに抱く印象とはどんなものか? 一言で評するとそれこそ月並みな"凄い"としか言えないわけですが。
 「商業のようなマンパワーを費やせない同人作品、個人作品が受けるためには、作品そのものに何らかのパワーを封じる事。一番簡単なやり方はボリュームである」とは私の持論です。TYPE-MOONはそれを満たした上で尚且つ、各技術の多くに特筆すべき質を持っていました。18禁という面は価値評価の上である程度は割り引く必要があるとはしても、やはり尊敬すべき存在であることは疑いえません。彼らに若干の羨ましさを正直抱くわけですが、しかし彼らは実力と努力で勝ち取ったものです。見習わねばいけません。