教師も教師、生徒も生徒

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040203-00001054-mai-soci
 なんという情けない事件でしょうか。生徒に手を上げられない教師と、それに付け上がる悪童生徒。暴行を行った男子生徒が悪いのは言うまでもないとして、助けなかった他教師も悪い。被害者の教師については、毅然とした態度を守れなかったのが宜しくない。教師は親しまれる存在である以上に威厳を守らなければいけないのです。まあ、教師と言っても普通の人間ではあるわけで、恐怖にすくんでしまったものはしょうがないとしても、誰か警察を呼ぶなり何なりして事態の収拾を取ろうと思わなかったのでしょうか。韓非子の言う所のように、ああした彼らを止める事ができるものは法的強制力なのですから。
 でも、生徒に手を上げられない今の教育現場って正直辛いですね。生徒が殴ってきても、殴り返したら「暴力を働いた」で問題になってしまう。こうした生徒は親も取り合わないので、授業中、外でタバコを吸っていても誰も止めようとしない。全国でこうした問題に苦しんでいる先生は沢山居るでしょうねえ…。