書いた直後に国連の話が…

 こないだ、イラク統治について、日本はもっと国連に働きかけないといけない云々という事を書いていたら、はやその夜に、「アメリカの統治方針変更」が発表されました。私には数時間ほどの先見の明があったということにしておきますか(しょぼっ)。
 さて、解放された3人の件。弁護士が彼らの間に入ってから、大体予想はできていましたが映像、発言その他が隠蔽されるようになりました。PTSD診断についても隠蔽のための便法ではないかという疑いも捨て切れては居ませんが、しかし相当に彼らは世間の風当たりと好奇、同情などを受けており、こうした措置は必要なものでしょう。
 というか、私は別に彼らの謝罪なんて聞きたいわけでもないし、全体として投入された数億の費用(税金)を払わせるべきとも思っていません。ただ彼らには自省をしてもらいたいし、同じような状況に居る人たちにも同じように自制してもらいたいな、と。人道支援という目的、行為は彼ら自身にたいへん崇高なものに思わせてしまうため、現実の問題とか事情とかを意に介せず飛び込ませてしまうというわけなのですが、彼らが見ていなかった部分で問題を起こして迷惑をかけてしまえばそれは崇高でも何でもなく独善的行為にしか写らなくなってしまうわけです。まあそのなんだ、とにかくいまイラクに行くのはやっぱりもっと沈静化してからにしてね、ということで。