元ネタ探しに有効?でもパクりは禁物よ

 私は、ゲーム製作においては過去の作品を参考にします。ここで言う過去というのは漠然としたものではなく、はっきりと、1981年から今に至る様々な作品を通時的および共時的に配列したものを指します。基本的には私がプレイした作品となるわけですが、未プレイでも紹介記事やカタログの類から参考にできるものも多いです。この「製作に置いて意識に上るゲーム」の種類数は数えたことはありませんが、相当な数にのぼります。少なく見積もって2000はあるでしょう。コンシューマ、パソコンの市販だけでなく、同人ソフトや雑誌投稿物も含みます。(プレイ経験があっても意識にのぼることすら無い作品も勿論あります)
 これらは私にとっての知識の源泉の一つと言えます。迷牢なども、こうした源泉を参考にして製作したものの一つです。特に古い作品については、多くの人が知らないというだけでなく、今のゲームが持っていない、忘れられた様々なゲームのエッセンスを持っているのです。
 そんな古い、雑誌投稿物の作品を記録保存しているサイトがありました。月刊トラウマさん(http://trauma.keddy.net/)です。ここのプログラムポシェットやMSX-FANファンダムの作品紹介とかとか、参考になりますよ。そのままパクっちゃいけませんが、自分なりに消化するなりしていけばね。
 ……しかしファンダムのプログラム、懐かしすぎる。ゲーム製作のために解析するという名目で、それぞれの作品について語っていこうかしら。当時は50%以上のプログラムを打ち込んで実行していたのですよ。