五輪感想その1

 というわけで五輪が終わったわけですが、感想を色々。まずアナ・解説者・ゲストについての苦言編。
 まずゲスト、あるいはキャスター。スポーツにそんなに親しくないゲストが、視聴者の代弁者のように騒ぎまくる。これはまあ五輪に限らずいつものことですが、ひたすらうるさい。まあ、こちらは慣れてしまったので、それ以上苦言は言いませんが、もう少し理知的な事喋ってくれないものですかね。
 アナ。これについては一人だけ挙げますが、NHK堀尾正明アナ。二度とスポーツの場で姿を見せないで欲しい。選手およびメダリストに対して慣れ慣れしすぎ。好感持てる慣れ慣れしさというのもありますが、この人のは違う。相手に敬意を払っていない。配慮のない台詞が多すぎる。とにかく言い方が鼻に付いた。あんた何様のつもりだい、って感じで。
 解説者。女子ソフトボールの解説が酷すぎた。名前はよく知りませんが、アナウンサーが普通にアナウンスして、解説者に話を振るわけですが、そのリアクションときたら、
「そうですねー」「いいですね、いいですね」「その調子です」「ええ、そうですね」
 おまい何を解説してんだ。ひたすら相槌マシーン。情報量ゼロ。母親が「これなら私にもできるわ」との評。「こんなんで解説者としてお金貰ってるなんて楽な商売ね」
 で、女子ソフトの試合が進むにつれて、アナウンサーは解説者的仕事までするようになりました。で、解説者は相変わらず相槌だけ。きっと内心は「なんで俺がこんなことまで・・」とか「給料2倍貰わないとやってられない」と思っていた事でしょう。致命的な人選ミスでした。
 解説者といえばあとは…女子マラソン。TVは有森裕子さんの解説だったわけですが、こちらも「そうですねー」がやたら耳につきました。まあ、それ以外は基本的に無難にこなしていましたが。女子マラソンの解説といえば普段は増田明美さんでしたが、彼女はかなり的確な喋りをするも、3人分くらいうるさい上に、やたら裏情報を喋るのが好きで、いやもう少し落ち着いてレースを解説してもらえれば充分なんですがと言いたい事が多々あったので、そういう観点ではまだ有森解説は良かったと言ったところでしょうか。
 視聴者がどういう解説、アナウンスを求めているのか、各局はもう少し反省してもらいたいものです。以上、苦言編おしまい。