また騙されたわけだが
1日経って改めて、昨日届いた新PCの音を確認しましたが……正直なところ、静かなPCとはとても言えませんでした。家電のイオンクリーナーのクリーン発動中の音とほぼ同等。たとえば実家の母親あたりにこれをあげたとします、そうしたら「パソコンってかなりうるさいのねぇ」とすぐに反応があるくらいの音はします。認めるのが悔しいですが、はっきり言うとうるさい。
よく考えると、静音電源を積んでいるというだけで、それは静かさの保証のたった1つのファクターにしかならないんでしたね…。イメージとしては静音電源搭載PC=静音PCとつい思っちゃいますが、悪い言い方をすれば騙されているわけです(鷹月ぐみな の ドスパラへの信頼度 が 5 下がった !!)。結局自作パーツ系で静音を実現するには、運あるいは何度かのパーツ交換をしなくちゃだめなんでしょうねえ……。
まあ、音というものはある程度は慣れていくものですから、いまはまだ導入したてだからやたら耳につくだけで、そのうちそこまで気にしなくなるとは思いたいのですが、電源を切ったときの静かな環境がとてもいとおしいです。
そんなわけで、この1点に限ってしまうと、10万の出費を後悔してしまいそうになります。いやいや、それぞれスペックあがってるから、と納得させるために、定番のHDBenchをかけて早速調べてみました。以下はその結果です:
対象 | PC-MM1-H1W 愛用中のムラマサノート | Celeron2G 爆音の旧メインPC | にうマシン 実は静音じゃなかったPC |
---|---|---|---|
CPU | Crusoe 860.46MHz | Celeron 2189.70MHz | Celeron 2922.89MHz |
AGP | Silicon Motion Lynx3DM | SiS 650_651_M650_740 | NVIDIA GeForce FX 5200 |
HDB-ALL | 10606 | 34065 | 44272 |
Integer | 20600 | 49817 | 91649 |
Float | 10814 | 83820 | 103422 |
MemoryRW | 26500 | 64466 | 120693 |
DirectDraw | 19 | 30 | 59 |
Rectangle | 13350 | 22400 | 27315 |
Grp-Text | 1092 | 18585 | 12541 |
Eclipse | 3477 | 9560 | 6035 |
BitBlt | 180 | 173 | 265 |
HDDRead | 15078 | 50000 | 54583 |
HDDWrite | 14522 | 43389 | 45168 |
ちょっと調べれば分かりますが、今回刺したGeForceFX5200って、超安物AGPです。旧マシンのオンボードビデオカードに大差をつけるどころか、Grp-Text や Eclipse描画において負けてます_no
まあ、ゲームにおいては、CPUも処理しまくりでしょうから、そうするとメインメモリ占有しそうなオンボードは、このHDBenchの数値以上に厳しくなってくるでしょうから、そういう意味では確かにスペックアップしたのでしょうけれど…。ま、それ以外の数値についてはおおむね満足。