4/15評 - 八木に勝ってほしかったね

 この日の巨人は内海が3-1で完投勝利。前回の好投もまぐれではないことを証明し、これで先発の一角として完全に当確です。かくして11勝2敗とさらに貯金を増やし、良かった良かった……と思っていたら、何やらソフトバンク-日本ハムの試合のほうが騒がしい。日ハムのルーキーである八木がノーヒットピッチングを継続するも0-0。八木は今季のパリーグの新人王争いを争う3人(平野、炭谷、八木)の一人です。
 ソフトバンク提供のが無料ネット中継をそのあとずっと見ていましたが、結局八木は10回をノーヒットに抑えるも0-0、その後は2人の投手に交代しましたが安打を打たれることもなく12回を1-0で無安打勝利。
 普通のノーヒットノーランというのは「1人の投手が9回あるいは10回くらいを無安打で投げきって勝つ」ことを言うわけで、今回は八木には勝ち星が付いておらず、しかし継投で無安打したわけで記録上は「3投手継投による12回ノーヒットノーラン」ですか。たぶん史上初めてのことでしょう。(※2投手継投による記録は昔1個あったらしい)
 というか、「1年目のルーキー」が「ソフトバンク打線」を「10回ノーヒット」に抑えたのはとんでもない事なわけで、その時点で勝たせて個人的記録をプレゼントしてやりたかったですねえ。まあ違う意味で記録に残ったわけですが。まあ何はともあれちょっとした偉業です。おめでとうございます。