雨乞いとてるてる坊主

4/26 巨人4-4広島 5回終了雨天コールドゲーム

 雨の降る中での試合。その雨足も次第に強くなっていく。
 広島に2点の先行を許して、巨人サイドは「雨天ノーゲームに!」。その後小久保が逆転の3点タイムリーを打った後は広島サイドが「雨天ノーゲームに!」。巨人側は「よしこのまま5回裏まで持ってくれ!」と願うも5回の裏、2アウト走者なしから工藤が4連打を浴びて同点ノックアウト。結局この回終わって雨天コールドゲーム、仲良く引き分けに。雨をめぐり両軍ファンの願いがコロコロ変わる試合でしたとさ。
 まあしかし今日の工藤は良くなかったね。最後も勝ちゲームをみすみす逃した感じ。阪神も中日もこの日しっかり勝ってるのになぁ。
 巨人先発陣について、ぼちぼち評価をしてみようと思います。

○上原:巨人のエースですから、当然のように表ローテの先頭。WBCほどの快刀乱麻は見られないものの安定感はなかなか。相手もエースをぶつけてくる事が多いため勝ち運には少々恵まれないけれど、何も問題なくシーズン終了までローテーションの一角として働いてくれるわけで、安心して見ています。
◎内海:高橋尚の代役として抜擢されるも、代役どころかエース級の実績を残し、普通に勝ちの計算できる投手に。5月以降もこの好調が続くかは分からないけれど、続けば投手陣はかなり安泰に。
×グローバー:2勝はしているものの今までの登板では打たれまくり、あと1,2度失敗すれば降格間違いなし。というか早く先発やめさせて一旦再調整してもらいたい。
◎パウエル:今年最高の補強選手、というかここ数年でみても最高級の補強。夏場以降はさすがにこう上手くはいかないと思うものの、普通に2桁を期待できる。上原内海パウエルが安定してくれれば連戦が続いても大崩れしないので、これはとても心強い。
△工藤:投球術は長けているもののストレートの冴えがないと痛打されまくる。裏ローテの心配材料。1回の立ち上がりと疲れの見える中盤はいつもながらハラハラさせられる。
△桑田:球の勢いはないためコントロール命。故にコントロールが崩れるとさっくり打ち込まれる。裏ローテの心配材料。
△(野間口):前回の先発は可とも言えず不可とも言えず。今のところリリーフのほうが適性があるような気もするけれど、グローバーが落ちたら変わりに入るのは野間口でしょう。少なくとも今のグローバーよりは期待できます。

 先発陣でいまの成績を作ってきた……と言われてますが、改めて見るとそこまで他球団より層が厚いと言うわけでは無いのですよね(・・;)。よくこれで16勝4敗なんて成績に繋がっているものだと驚き。