大相撲7日目

安馬-雅山○:安馬もすばしこく動いたが雅山はやはり調子はいいようで崩れなかった。安馬は上位戦が続いているとはいえ、動きに若干精彩を欠いているか。まあ新小結は大抵負けが混むらしいので、洗礼の場所といったところかな。
琴光喜-若の里●:琴光喜は快心の相撲だが、若の里の脆さの方がやっぱり気になります。せっかく上位に戻ってきたのですが、やっぱりまだどこか快復しきれてないのでしょうかね。
安美錦-白鵬○:快勝ではないものの勝ち。1敗堅持。まあ負ける相手とは思えなかった。
旭天鵬-魁皇○:初日二日目の魁皇はどこへいったというような圧勝劇。まあ合口の良い相手なのですよね。
千代大海-稀勢の里●:稀勢の里が突っ張りを耐えて攻勢に出るも、押し時だということで一気に行き過ぎたか、千代大海の良く見せる土俵際の回りこみ引き落としにあっさり屈する。大海は7戦全勝。勝ち方がしょぼい日も多いですが、大関在位場所もかなりなもので、なんだかんだで丈夫な力士ですよねえ。
垣添-琴欧州●:垣添の立ち合いにまんまと嵌まった形。垣添相手には目には目をで、じっくり立ち合いをした方がいいような気がします。ちなみに先に両手を付いて待つ立ち合いをする力士って私は嫌いです。だって立ち合いはお互いの呼吸を合わせるためにやってるのに、それを拒絶してるわけですからね。この理由によってかつては琴光喜も嫌いな力士でしたが、今は合わせる力士になってきたのでそれは昔の話となりました。
 こうして全勝:大海、1敗:白鵬雅山に。まあこの3人なら誰が優勝してもいいかなと思ったり。(雅の優勝はないとは思ってますが……)