ノートへのこだわり

 私は思ったことはまずノートに書き付けます。どこへ出かけるにもノートは欠かせません。それゆえ、ノートにも人一倍こだわりを持つことになります。
 私は1ページの情報量を重視します。それゆえ、7-8mm罫のノートはそれだけでNG対象となります。また、私の眼で一瞬で把握できる横幅の長さはどうやらB5横だと微妙にでかいらしく、横を少し削った長型と呼ばれる種のノートを好みます。
 そしてもちろん、ページ数の多いノートを好みます。

 これをシンプルに満たすノートは、通常系でしたら定番のKOKUYO campusノートB罫の60〜100ページノートです。まあこれでも良いんですが、あまりにスタンダード過ぎるのでもう少し面白いノートを使いたいと思うわけです。
 B5ノートで眼を引いたのは、マルマンのセプトクルールのノートでした。が、残念ながら7mm罫だったため、買ってはみたもののまともに書き込む気が失せまして、公共料金の領収書などを貼り付けるノートとしての哀れな一生を送る運命となりました。
 で、何となく雰囲気の似ていた、EDC(エトランジェディコスタリカ)のSLD-25ノートなどを使ってみましたが、いざ長く使っていると表紙がたわんでくるんですね。で、書きにくくなる。残念。

 小型ノートでは、やはり長型で、かつズボンやらパーカーのポケットにギリギリ収まるサイズのものを好みます。これを満たす製品がマルマンのスパイラルクラウンなのですが、とっても微妙なことにこれ、6.25mm罫。というか5−6年前のこの製品は確か5.5〜6mm罫だったんですが、いつの間に尺を変えてたんだ……
 マルマンのサイトで旧型を探したのですがどうも絶版くさい。でも直ちに諦めずに以下の文面でメールを送ってみたり:

弊社のノートを日頃愛用しております。

中でもスパイラルクラウンのN504タイプがとても好きなのですが、
現在カタログにはN504A(29行)がありますが、
旧型のN504(33行)は現在生産、販売はしていないのでしょうか。
旧型のほうが私のニーズに適しているだけでなく、表紙もレザック紙を
用いて居るなど高級感がありました。
入手が不可なら諦めます。

 旧型はレザックを使っていただけでなく、スパイラルリングも小さい。小さい方がこの手のノートは書きやすい。また、ノートを閉じた時には新型はほとんど表紙ギリギリまで各ページが密着してしまうため、ポストイットなどで見出しを付けていると、ポケットに入れた日にはその見出しがボロボロになってしまう。旧型N504は多少の余裕がある(表紙のほうが長い)ため、見出しが折れるのを防いでくれていたりしました。それでいて旧型のほうが\20安かったし。

 まあ、だからどうしたという内容なのですが、世の中にはノート一つでこうした拘りを見せる人もいるということです。

#追記:メールの返事はほどなくやってきて、やはり絶版となっており、在庫も既に無いとのこと。 (´・ω・`)ショボーン
 うーむ、33行のN504どっかで見つからないもんかなあ。