11月場所総括(1) - 魁皇編

 あっという間に大相撲11月場所は終わってしまいました。平日はもとより仕事ですが、休日にも用事があって見られない日が多かったのが残念なところ。ダイジェスト(NHK・幕内の全取組み)があると言っても、AM1:45からとか遅い時間にされると辛いのですよね…。
 ともあれ、私の最大の心配事でもあった魁皇は10-5で角番場所を二桁勝利で終えました。8連勝したときはもうちょっとだけ期待しちゃいましたが、やはりほっとした後で疲れがドッと出てきたようですね。今場所は直前こそ稽古していたようですが、最近は腰痛のせいでろくに稽古できていなかったようですから体力もきっと落ちていたことでしょう。でも、腰痛さえ出なければまだまだやれる!という魁皇の姿を見て安心しました。ただ、朝青龍稀勢の里が使ってきた、右回しを与えない戦法への対応策はぜひとも考えてもらいたいところですね…。大関昇進前後は前褌相撲も取っていたことがあったと思うのですが。
 ちなみに通算勝利数は839で歴代6位(5位=寺尾の860)、幕内勝利数は671で歴代7位(6位=高見山の683)。記録はもう堂々たるものです。できれば幕内勝利数において5位=貴乃花の701を越えて欲しいなと思っているのですが、あと+30勝ってのはなかなか大変ですね。友綱親方が「もう角番はない。次の負け越しは引退だ」とか言ったとか言わないとか。まあ進退はもう、親方じゃなくて魁皇自身が決めることですし、やれるところまでやってもらいたいですね。
 余力があったら、他の力士についても後ほど。