復活を心待ちにする

 朝青龍が本件でショックを受けてしまい精神的に不安定な状態だとか。
 土俵の上での精神力は人一倍強い朝青龍ですが、この人はすごく感情的というか神経質なのですよね。いつぞやの千秋楽の魁皇戦で、ほとんどの客が横綱である自分を差し置いて魁皇に声援を送っている光景に、ものすごい孤立感を感じてしまったとか告白しています。今回の処分を受けて、自分のアイデンティティが足元から崩れるのを感じたのでしょう。しかし悪いのは朝青龍自身ですからそれは自覚してもらわなければいけません。そして立ち直っていただきたい。ここで駄目になって欲しくない。

49校出揃って

 甲子園出場の49校が出揃いました。去年は田中vs斎藤で大賑わいとなりましたが今年はどうなるでしょうか。
 夏の主役になるだろうと見られていた大阪桐蔭中田翔は残念ながら地方決勝で散りました。(テレ朝が続けてきた「It's翔Time」が「Last翔Time」になって最終回を迎えたのには笑った)
 早実は予想どおり(斎藤が抜けて)あっさり敗退。逆に駒大苫小牧は田中が抜けても順当に勝ち上がり。西東京最強の呼び声が高いはずの日大三は去年は早実に、今年は創価に負けて散りました。その他、ちょっとしたミスで横浜が敗退するとか、大会前の話題度としてはちょっと去年に比べると弱めになってしまったかもしれません。
 これから去年同様に注目選手を調べていこうと思いますが、現時点で改めて調べる必要もない注目株は2人:
 ひとりは(去年の夏から名前を挙げていましたが)仙台育英佐藤由規。やたら斎藤祐樹と名前が被ってますが150kmを出せる本格派。今年の主役に躍り出る可能性があります。
 もう一人は春センバツの優勝投手である常葉菊川田中健二朗。勝負度胸はあの田中将大に引けを取りません。

 甲子園大会の開幕は8月8日。楽しみですね(*゚ー゚)♪

朝青龍に厳罰下る

 朝青龍に「2場所出場停止&謹慎」という処分が下されました。出場停止処分があるとしても1場所くらいだろうと思っていたので、想像以上に重い処分にビックリしました。
 もっともそれだけの失態をやらかしてしまったわけですが。
『全治6ヶ月の骨折の診断書を貰って巡業を休み、モンゴルに帰って中田英寿と一緒にサッカーに興じた。しかも軽快に動き鮮やかなヘディングシュートまで決めた』
 さすがに弁解のしようもありません。会社員に立場を置き換えれば一発クビです。そうはいっても横綱ということで、今までは一人横綱という看板の関係上、何か問題を起こしても厳しい処分が出来ないでいたわけですが、新横綱白鵬が登場したために朝青龍の「価値」が下がり、今回のような処分ができるようになったのでしょう。
 一説には、これだけ優勝を重ねる強い横綱であるため敢えて厳しく汚点を与える事で、引退後の影響力を下げようという思惑がある……などとも言われています。これはどうだか知りませんけれど、本当に大きな汚点になってしまったのは確かです。
 問題行動を除けば朝青龍は魅力的な力士だと思っていますし、しっかり反省してまた翌年初場所から活躍してもらいたいと思います。

いいのやら悪いのやら

頭脳流出 中国ピンチ 海外留学生7割以上帰国せず
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070609-00000011-fsi-bus_all

 いま私は中国人のプログラマと一緒に仕事しています。私は作業リーダーで指導する立場なわけですが、日本語が30%位しか分からない人なのでコミュニケーションに苦労しています(^-^;
 コンビニやレストランの労働力になっている中国人はともかく、エンジニア系の中国人の人は基本的に優秀で真面目ですね。まあ真面目だからといっても我が強いとか反日だったりとか色々あるわけですが、ともあれ良い人材が外に出て行ってしまっているのは確か。
 ちなみにうちの相方はよりにもよって南京出身です。さぞかし……と思いきや、少なくとも表面的に反日な感じは一切無い、明るい人です。そんな彼も「中国には、親に会う以外の目的ではもう帰る予定はありません」と言います。理由を聞いたらやはり「中国国内では稼げないから」でしたが、「窮屈な社会が肌に合わない」とも言いましたし、さらに「中国の食べ物は怖いです。汚染されていてとても食べたくありません」だそうです(^^;)。最近は錬り歯磨きやらシロップやらその他もろもろ汚染食品問題が広がっていますが、これ何とかしないと今後も優秀な人材が流出してしまう事でしょう。
 ……とはいえ、あまり日本にばかり来られても困りますけれどね。

将棋週間

★重要棋戦
6/09(土) : 棋聖戦第1局 / ○佐藤康光vs渡辺 明●
6/13(水) : 王位戦・挑戦者決定戦 / 渡辺 明vs深浦康市
6/14-15(木金) : 名人戦第6局 / 森内俊之vs郷田真隆

★その他
6/10(日) : ネット最強戦 / 森内俊之vs三浦弘行
6/14(木) : 王座戦2回戦 / 佐藤康光vs谷川浩司

 向こう1週間に重要棋戦が多く楽しみです(*゚ー゚)♪
 今日は棋聖戦弟1局で、先手番の佐藤棋聖が渡辺竜王を下し先勝(http://www.sankei.co.jp/shogi/shogi.htm)。終始棋聖が若干有利に進めていたとはいえ、一つ間違うとあっさり逆転負けという局面がいくつもあり、最後まで気が抜けませんでした。
 棋譜はこちら:http://www.sankei.co.jp/shogi/kifu/kisei/078/078kisei-01.htm

《駒組み1-31》
 両腰掛銀。結局この筋は最後まで睨み合いしたままでしたね。

《前半32-60》
 先手側が積極的に突っ込んでいきます。歩を取ってかまいませんよ的に特攻するとか、香車を動かすために虎の子の歩を2枚連打したりとか、よわよわの私には全然思いつきませんねぇ(・・;

《中盤61-91》
 勝負のポイント1:▽3五角(68)。悪手ではないですが▲2三龍成を仕掛けさせたのは結局どうだったのか。結局龍を切らせることができたものの▲8三銀打(81)で取り返せたわけで。
 勝負のポイント2:▲7九歩(79)。冷静な底歩。プロは飛車の筋を止める底歩打ちはうまいですよね。
 苦しい▽4二桂打(90)に冷静に▲5二飛成(91)。後手玉もなかなか怖い状況でしたが棋聖はもう勝ちを読みきってたっぽいですねえ。

《詰みまで91-112》
 ▲2四香(105)が今局の見所。飛車をどかすためとはいえ私なら迷わず角の効く2三に打って最後で詰め失敗するところですね(・・;)。勉強になるなあ..

 ま、先手の勝ちだから順当と言えば順当ですか。第2局で竜王がやり返せばまた面白い五番勝負になりそうです。

井川大活躍! ……爪だって?

先発復帰だ! 井川、緊急登板で2勝目 ヤ軍の連敗止めた
http://www.sanspo.com/sokuho/0429sokuho006.html

 松坂がいまいち本調子を得ないうちに井川が連敗を止める大活躍! 松坂みたいに変化球でかわしまくるわけでなく強気の投球で7回2安打無失点は凄い。ところで上記の記事に、

> アクシデントが起きた。「つめでも研ごうかな」。のんびりしていた開始直後

 とありましたが、某所でもちらっと指摘されていた通り、爪じゃなくて「詰め(将棋)でも解こうかな」の意じゃないかなぁとかとか。井川は本職野球のくせしてサッカーの超マニアであると共にアニメゲームの大ファンであり、それでいてさらに将棋マニア。日本将棋連盟からアメリカで将棋普及のための大使として期待され初段免状(http://osaka.nikkansports.com/news/p-on-tp0-20070125-146890.html)まで貰ったりするほどなわけでやはり詰め将棋の事を言っていたような気がしますねえ。